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子どもをダメにする叱り方3選と解決法はこれ!

こんにちは。しんじです。

今回は言葉についてです。

あなたはこんな言い方でお子さんを叱ってませんか?

「○○したらダメ!」

「いつもミスするんだから!」

「○○ちゃんはできるのにどうしてあなたはできないの?」

こういった叱り方は子どもの将来に呪いをかけてしまう叱り方です。

呪いというのは何か?

それは「自己肯定感の低さ」です。

マイナスな言葉掛けをされた子ども達が大人になった時、

「自分は何をやってもダメだ」となってしまう事が多いです

書店でも「自己肯定感」をテーマにした本はすごく増えています。

それぐらい自己肯定感が低いと感じる大人が増えている証拠と言えるでしょう。

先ほどの

「○○したらダメ」は全否定になり、

その子の全てが悪い様に聞こえてしまいます。

次に

「いつもミスするんだから」は「決めつけ」になり、

少しずつ改善されているにも関わらず、成長する伸び代が全くないということにも聞こえます。

そして

「○○ちゃんはできるのにどうしてあなたはできないの?」

は「他人との比較」になり成長したとしても

人より劣っているという思考になってしまいます。

これを毎日言われると「自分は出来ない」

という呪いの言葉をかけられている様なものです。

そもそも叱られても出来ないことの原因は

どんな事が考えられるんでしょうか?

原因としては、2つあり、

1つ目は叱っても実は子どもには伝わって事が多いです。

2つ目は自分に注意を向けて欲しいから、

構って欲しいからといったイタズラ感覚でやってしまう事もあります。

例えば、走ってはいけない場面で「走ったらだめ!」と言って、

その時は落ち着くものの、また走ってしまうことはありませんか?

この場合はなぜ走ったらいけないのかがわからない結果、

また走ってしまうという、大人の意図が伝わってない事になります。

そして実は脳の構造上、

年齢が低ければ低いほどこうなる事が多いです。

少し話は飛びますが、

芸人の島田秀平さんが芸人に対して手相占いをしていた時の話です。

売れている芸人さんと売れていない

芸人さんにはある違いがあったそうです。

売れている芸人は「自分の良いところ」を聞いてきて、

売れてない芸人は「よくないところ」を聞いてくる。

この結果から脳科学的に

実は脳は認識するとそれをどんどん拡大していくという特徴があります。

この場合、ポジティブな面を無意識に意識していた芸人は

自然と脳がその拡張機能を使って

どんどん良い方向へ成長していき結果的に成功した事になります。

そしてネガティブな面を気にしていた芸人は

ネガティブな面をどんどん膨らましていってしまっていた事になります。

そしてアメリカではこんな実験もありました。

これは大事な場面で重要なミスを犯してしまう人の共通点を分析するもので

受験で名前を書き忘れてしまう人の共通点を調査した実験です。

結果としてある共通点が上がったそうです。

それは受験の名前を書き忘れた人に対し

検査官が名前を「名前を書き忘れてしまってるよ」と伝えた時

「あ、やっぱりか」

と言ってしまう人が多かったそうです。

この「やっぱり」とは自分でミスしてしまう事を認識しているという事になります。

そしてそのミスをしてしまった人達の親にも共通点がありました

それは

「あなたはここでミスしがちだからくれぐれも気をつけて」

と言葉をしつこいぐらいに言っていた事があったという事です。

親からしたら我が子を思って言っていた言葉が

実は呪いの様に我が子の自己肯定感を下げてしまう事につながっていたそうです。

無意識レベルで「自分はここぞと言うときにミスしてしまう」となってしまっている。

ではどうすれば自己肯定感を育てる事ができるのか?

それは安心感を与えるプラスの言葉掛けと具体的な行動の言葉掛けです。

「ここまではすごく上手に出来てるね。ここをちょっとこうすればもっと良くなるよ」

「大好きな○○ちゃんはもっと良くなると信じてるよ」

という相手の良いところ、できている所を指摘しながら

言葉かけをしてあげてください。

これで少しづつお子さんの行動が変わっていきます。

そして言葉掛けをするお母さんの気持ちにも前向きな変化がでます。

子どもだけでなくお母さん自身も感情と意識があることを認識してあげてください。

例えば、

靴を履かないといけない時に「靴!」

とだけ言うのではなく

「靴を履こうね」

「こうすると履きやすいよ」

と具体的な方法を言ってあげましょう。

「○○したらダメ!」

と言っている時は叱るあなたもイライラしてしまいますし、

子どもも気分が落ちてしまう

また未然に防ぐ方法としては、「これからどこに行くのか?」

そこではどう言う態度を取った方が良いのか?」を前もって先に教えてあげる。

そうすることで先行きを伝えてあげる事で興奮状態になる前に、

その子の頭の中でイメージが湧く様に言ってあげる。

これについては何回も言ってあげる事です。長期戦になりますが言い続ける事で年月をかけてわかっていく。

意識は良くも悪くも拡大するという事を覚えておいてください。

そして言葉は「言霊」とも言って良い方向にも悪い方向にも導く力をもっています。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。 

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。 

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」

これはマザーテレサの言葉ですが、私が大好きな名言です。

少し長くなりましたが、

綺麗な言葉を使っていきましょう。

そうする事で少しづつ変わっていきます。

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