こんにちは。シンジです。
あなたはダウン症のお子様の運動で悩んでいませんか?
これを読んで頂けるとケガをさせず
ダウン症の子におすすめの
運動ができるようになります。
一般的にはトランポリンだったり、
色々なものへ興味を持ってもらうために
試行錯誤していると思います。
ダウン症の子の特性は
定型発達のこと比べ
筋肉の緊張が低く(張りが緩い状態)
筋肉の体力も少ない状態です。
リスクとしては股関節や頚椎の脱臼があり
前転などの体を丸める姿勢や
手首や足首も柔らかく、トランポリンなど
沈みすぎる柔らかい
床の運動は関節を痛める危険があり
幼いうちであればあるほど
遊べるバリエーションが少ない状態です。
この時今できる事は何があるでしょうか?
実は手先の運動だけの練習をするのではなく、
体幹を少し鍛えてあげる事で指先の動きが上達しやすくなります。
ですから、まず全身を使った運動を行なった後、
指の運動をしてみましょう。
全身を使った運動とは粗大運動です。
例えばバランスボールに座り上手く姿勢が崩れない様に
バランスを保ってみたり、
うつ伏せになり頭を起こしてみたりするのも
良いでしょう。
バランスボールでては腹筋や背筋、
首の筋肉に力を入れてもらう練習をしましょう。
ここでのポイントは手の動きだけでなく
木の幹がしっかりしたら枝もしっかりする様に
体幹がちょっとでも曲がらない様にすると手の動きも上達してきます。
少しでも首を起こしたりしてくれるだけでもOK!
好きな歌を歌ったりしながら、ゆらゆら揺れてもらいながらやってみましょう。
まずダウン症の子は筋緊張という筋肉の張りが少し弱いです。
これは脳が筋肉に送っている指令の問題になりますので、
たくさん運動や筋トレをして鍛える
という事で改善は難しくなっています。
ズボンのゴム紐が緩い状態で体もキュッと締まりにくい状態で、
体を固定したり支えるのが苦手な状態です。
これでいきなり運動してみましょうというのは
間違ったやり方になってしまいます。
ですので、これをご理解して頂いた前提での
バランスボールでの運動になります。
そして「楽しい!」という気持ちが
ポイントになります。
無理に難しい課題をやらせるのではなく
ちょっと頑張ったら出来るぐらいのレベルのものをやりましょう。
例えば、指先の運動では新聞紙をくしゃくしゃに丸めたり
指先を使って破るゆっくり破っていくのが良いです。
積み木を使ってトンネルを作ることができるのも良いでしょう。
ポイントは粗大な運動を行なってから細かい動作を行うことと
「楽しい!」を大切にして取り組んでみてください。
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